18歳未満。まだ中高生だけども、オナホを購入したい。という方は少なくないみたいですね。
中~高校生くらいの思春期の頃は成年よりも性への興味も性欲も高まる頃ですから、こういう欲求が出てきてしまうのはごく自然なことだと思います。
アダルトグッズショップには、オンライン店舗、リアル店舗に関わらず「18歳未満入店禁止」の表示があります。
このようなショップで、そもそも18歳未満の「少年」が実際にオナホを購入できるのでしょうか?
18歳未満の「少年」がオナホを購入することは問題があるのでしょうか?
結論を言ってしまえば、このようなショップで、オナホを購入することはできてしまいますし、実際に購入しても、まず、特に不都合なことはおきません。
18歳未満の「少年」がアダルトショップで実際にオナホを購入したら何が起きてくるのかを詳しく解説していきます。
(注:この記事は18歳未満の方のアダルトショップ利用を推奨しているわけではありません。あくまでも、18歳未満の少年がアダルトグッズをアダルトショップを利用した場合、何が起こるかを解説している記事です。)
- 18歳未満の「少年」がオナホを含むアダルトグッズを購入することに法的な拘束はあるのか?
- アダルトグッズショップでは立ち入りに年齢制限を設けなければならない義務がある
- アダルトグッズショップは18歳未満を立ち入らせない努力をしなければならない
- アダルトグッズショップに18歳未満の立ち入りできてしまう現実
- アダルトグッズのネット通販型店舗も18歳未満を客にはできない
- アダルトグッズネット通販の場合、18歳未満でもアダルトグッズを購入することは全く難しくない
- パソコンやスマホなどで配信される登録型の有料アダルト映像コンテンツの視聴は難しい
- 無料のアダルト動画コンテンツ公開サイトは年齢制限を設ける義務を負っていない
- アダルトグッズに関して、店舗側が身分証明書を確認しなければならないような商品は現在のところ存在しない
- アダルトグッズをなぜ18歳未満の少年に販売してはならないのか
- 実際に18歳未満でオナホを購入したら何が起きてしまうのか
- 18歳未満でもオナホを購入することはできてしまう。ただし何があっても自己責任で。
18歳未満の「少年」がオナホを含むアダルトグッズを購入することに法的な拘束はあるのか?
まず、18歳未満の「少年」がオナホなどのアダルトグッズを購入することに法的な拘束があるのかを見ていきます。
年齢で購入が法的に拘束されるものの代表的なものとして「酒」「タバコ」があります。
酒、タバコに関しては明治時代に法律により、年齢を踏まえての販売、購入、あっせんが禁止されていますし、それに違反すれば罰則、禁固もあります。
法律名としては
タバコが「未成年者喫煙禁止法」、酒が「未成年者飲酒禁止法」となります。
ただ、このページの主題は「オナホを代表とするアダルトグッズ」になるので、タバコ、酒の未成年者禁止に関する詳しい内容は割愛します。
ところで、オナホを代表とするアダルトグッズを18歳未満の「少年」が購入することに関しては、特に公に禁止されてもいませんし、罰則もありません。
購入するのは自由です。
購入することで難点があるなら、購入するときにちょっと恥ずかしいと思うかもしれないことでしょうか。
まあ、どのレベルを恥ずかしいと思うかですけど…「アニメイト」「とらのあな」「東京書店」なんかの同人、アダルト系書店に入店することがすでに恥ずかしいと思う人もいらっしゃいますし。
アダルトグッズショップでは立ち入りに年齢制限を設けなければならない義務がある
ところで、オナホなど、アダルトグッズを「専売」するリアルなショップ(一般商品を中心に販売する店舗を除く)、あるいはインターネットショップ(一般商品を中心に販売する店舗を除く)に関しては年齢制限を儲けなくてはならない「義務」があります。
なぜかというと、アダルトグッズを専売する店舗は風営法、つまり「風俗営業適正化法」の適用を受けるからです。
- リアル店舗のほうは「店舗型性風俗特殊営業」の法第2条6項5号に該当します。
- インターネット通販型店舗のほうは「無店舗型性風俗特殊営業」の法2条7項2号に該当します。
「風俗営業適正化法」の適用を受ける店舗はリアル、オンラインに関わらず、利用者に明確に知らせる形で年齢制限を表示しなくてはなりません。
18歳未満入店禁止表示
アダルトグッズショップは18歳未満を立ち入らせない努力をしなければならない
リアルな「アダルトグッズショップ」については「十八歳未満の者を営業所に客として立ち入らせること」ができません
風営法にはっきり明文化されています。
- 国家公安委員会規則で定めるところにより、十八歳未満の者がその営業所に立ち入つてはならない旨を明らかにしなければならない
- 店舗型性風俗特殊営業を営む者は、国家公安委員会規則で定めるところにより、十八歳未満の者がその営業所に立ち入つてはならない旨を営業所の入り口に表示しなければならない
- 十八歳未満の者を営業所に客として立ち入らせること(を禁止する)
つまり、「アダルトグッズ専門ショップ」は18歳未満を立ち入らせない努力をしなければならないということです。
アダルトグッズショップに18歳未満の立ち入りできてしまう現実
「アダルトグッズ専門ショップ」は18歳未満が立ち入らないように、はっきりと視認できるところに掲示しなくてはなりません。
ただし、身分証明書の提示など、店舗側が率先して年齢確認をしなくてはならない旨は風営法に明文化されてはいません。
よってまったく18歳未満が立ち入れないかどうかといえば、18歳に達しているかもしれないという見た目なら立ち入れます。
ようは「18歳未満と知っていながら、アダルトグッズを販売したのかどうか」が焦点となるわけです。
ですが、後々のトラブルを避けたい法人側としては、購入時に年齢確認をする店舗もあるでしょう。
ただ購入者が近隣の高校の学生服を着ているとか、未成年であることが見た目で明らかな場合以外、年齢確認はいちいちしないです。
たとえ客が本当に18歳未満でも、店舗のほうがすすんで18歳未満と確認しなければならない法的義務はないからです
尚、ドン・キ・ホーテやドラッグストアなどの一般向けの店舗に関してはアダルトグッズを多少置いてあっても「店舗型性風俗特殊営業」ではないので、風営法の法律の縛りは受けません。
しかしながら、地方公共団体が交付する青少年保護育成条例によったり、都道府県の公安委員会の要請により、これら風営法に該当しない店舗でも未成年へのアダルト向け商品の販売の自粛を強く指導されている地域もあるでしょう。
ただ、店舗側から身分証明書の提示を求めるなどしない限りは、利用者が未成年かどうかなど、確認のしようがありません。提示を求めるならば、利用者すべての年齢確認が必要となってしまいます。
利用者すべての年齢確認が必要となり、店頭トラブルが多発したのが、コンビニのたばこ販売です。
今ではタッチパネルで成人の自己申告をするだけになってしまいました。
コンビニのタバコ販売
見かけで成人、未成年を判断できないお客様にも身分証明書の提示をほとんど求めることはありません。
タッチパネルで成人であることを自己申告させておくだけで、本当は未成年であった場合にも未成年にタバコを販売した言い逃れをすることができるからです。
このシステムでは、法律を遵守するには不完全なのですが、特に警察などに改善を求められている様子は今のところありませんね。
20歳未満の喫煙が明確に禁止されているのに、コンビニのタバコ販売はタッチパネル押すだけで誰でも販売しているのが現状です。
アダルトグッズのネット通販型店舗も18歳未満を客にはできない
アダルトグッズのネット通販に関しても風営法上は18歳未満を客にすることはできません。
「無店舗型性風俗特殊営業の規制」に条文があります。
十八歳未満の者を客とすること(を禁止する)
ただ、この一文があるだけ。
この文言は「ざる」です。
客が十八歳未満かどうかなんて、店舗側は確認しなくてはわかりません。しかし、店舗側に年齢確認を義務付けている条文は存在しません。
アダルトグッズネット通販の場合、18歳未満でもアダルトグッズを購入することは全く難しくない
アダルト通販でのアダルトグッズ販売に関して、法律的に年齢確認についての条文はありません。
それにもかかわらず、ほとんどのアダルト通販で18歳未満の利用禁止の表示があるにとどまらず、入店時に「あなたは18歳以上ですか はい いいえ」の年齢確認画面があるわけです。
NLSの年齢確認画面
信長トイズの年齢確認画面
これはもうコンビニもタバコ販売時の処置にすでに追い付いているんですよね。
タバコの販売でさえ、今ではほどんど身分証明書の提示を実際に求めることは少ないのに、アダルトグッズの通販に関しては身分証の提示を求められたりはしないです。
アダルト通販の会員登録も、生年月日まで入力させるところはほとんどありません。商品が商品だけにDMを送れないですからね。
基本アダルト通販では、生年月日入力もなければ、身分証明書確認もなく、「18歳未満ではない証明が必要ない自己申告」があるのみなので、もろ未成年者であってもオナホを購入することは容易です…(;^_^A
パソコンやスマホなどで配信される登録型の有料アダルト映像コンテンツの視聴は難しい
アダルトグッズ通販に関して、業者側に課される義務は「18歳未満の利用お断り」の表示のみです。
しかしながら、有料のアダルト動画サイトに関しては、18歳未満の中高生が利用するのは難しいです。
有料のアダルト動画サイトに関しては風営法上、「映像送信型性風俗特殊営業」にあたります。
この「映像送信型性風俗特殊営業」に関して、明確に
映像送信型性風俗特殊営業(前項に規定するものを除く。)を営む者は、客が十八歳以上である旨の証明又は十八歳未満の者が通常利用できない方法により料金を支払う旨の同意を客から受けた後でなければ、その客に第二条第八項に規定する映像を伝達してはならない。
とあるからです。
つまり、
- 有料のアダルト動画サイトは利用者全員に身分証明書の提示を求める
または、
- 18歳未満では利用できない決済方法「クレジットカード」や「PayPal(ペイパル)」などの決済方法しか利用できない処置をする
よう義務付けられています。
無料のアダルト動画コンテンツ公開サイトは年齢制限を設ける義務を負っていない
しかしながら、18歳未満入店禁止の表示は有料アダルト動画コンテンツを販売する業者のみに適用されます。動画を販売しない、アダルト動画を無料で公開しているのみのサイトには適用されません。
よって、アダルト動画をユーザーがアップロードし、配信するユーチューブのような方式のサイトには年齢制限すら表示していない所も多くあります。無料配信は営業に該当しないからです。
アダルトグッズに関して、店舗側が身分証明書を確認しなければならないような商品は現在のところ存在しない
ところで、アダルトグッズ通販大手の「NLS」は、NLSが指定する「販売制限商品」については身分証明書提出による本人確認を求める準備があります。しかし、2022年秋現在では「販売限定商品」はありません。
アダルトグッズに関して、店舗側が身分証明書を確認しなければならないような商品は現在のところ存在しないです。
アダルトグッズをなぜ18歳未満の少年に販売してはならないのか
アダルトグッズをなぜ18歳未満の少年に販売してはならないのか、根本的な目的は何でしょうか?
それは風営法の第一章第一条に記載されています。
少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため
ということです。
すごくあいまいな表現なんですね。
18歳未満の少年がアダルトグッズを手にしたらどう「健全な育成に障害を及ぼす」のかは明確に理由付けできません。
アダルトグッズ手にしても、手にしなくても、少年が絶対に法を犯すようなことをしないとは限らないですし、法を犯した内容によっては、その原因を必ずしもアダルトグッズに求めることができないからです。
アダルトグッズはタバコや酒のように、著しく中毒性が高く、健康を害するものでもありません。
タバコや酒ほど厳しく取り締まらなければならない理由がないのです。
あるのは、
- アダルトグッズに若年がハマることで、成長期における適切な運動や勉強への意欲を阻害するかもしれない。
- 盗撮や痴漢行為などといったゆがんだ性犯罪行為にまで興味を持ってしまうきっかけを作るかもしれない。
などという妄想に近い「想像」に過ぎません。
実際に上記のようなことが社会問題化するほど発生し、さらに「明らかにアダルトグッズが原因である」と断定される証拠が有識者などにより提示されなくては、未来に向けて「18歳未満の少年はアダルトグッズを購入してはならない」と法律がかわることはありえないでしょう。
そもそも、アダルトグッズが実際に盗撮や痴漢行為などといった性犯罪にまで発展するきっかけを作っていると行政により判断されるのであれば、アダルトグッズを販売するどころか作成することも禁止されるでしょう。
しかしながら、世間的にアダルトグッズが「少年の健全な育成に障害を及ぼす」とぼんやりと認識されているのは紛れもない事実です。
ですから、販売者側に「いちおう」「社会的道義として」18歳未満の少年を客にすることを禁止しているわけです。
実際に18歳未満でオナホを購入したら何が起きてしまうのか
冒頭で少し出しましたが、オナホを代表とするアダルトグッズを18歳未満の「少年」が購入することに関しては、特に公に禁止されてもいませんし、罰則もありません。
自分でアルバイトで稼いだお金やら、貯めたお小遣いで購入する分には全く何も問題はありません。
アダルト通販サイトで年齢確認ページ「あなたは18歳以上ですか?はい、いいえ」は自己申告であって、18歳未満が「はい」を押して入店し、利用したとしても特に後々販売者側から何かを言ってくることはありません。
問題にするとしたら、購入者側の親権者、保護者です。
18歳未満の子息がアダルト通販サイトを利用したことを認識し、販売店側にクレームをつけるとします。
しかし、ほとんどのお店には必ず「18歳以上ですか?」の確認ページに「はい」を選択しなければ入店できません。
ほぼ100%店舗側は年齢詐称の責任と、親権者、保護者の管理責任を問えますので、店舗としてはクレームを無視できます。
実際これに対して訴訟を起こすような人はいないと思いますが、販売店側に責任は問えません。なぜなら、法律上、店舗側には18歳未満を身分証明書などで確認する義務はないからです。
よって、販売者側から何かを問題にされることは一切ありませんし、補導されるなんてこともありません。
問題があるとしたら
- 年齢確認ページで自己申告を偽ったことに後ろめたさを感じるかもしれない(性格による。後ろめたく感じる人は少ないと思いますが)
- 親権者、親に学業に身が入らないことを心配される
- 実際、オナニーを頑張りすぎて、学業をはじめ、生活習慣全般に影響が出る可能性はある。ただし、これは個人の性格による
ということでしょうか。
まあ、スッキリした後はしっかり切り替えて、かえって学業に身が入る人もいるかもしれませんので、2については違うかもしれませんね。
そもそも、普段すでに手などでオナっているなら、状況は変わりませんよね。オカズは別にありますから。
18歳未満でもオナホを購入することはできてしまう。ただし何があっても自己責任で。
このように、18歳未満でもオナホを購入することに対する障害は特にないのが実情です。
ただ、
- 「18歳以上ですか?」の確認ページで、18歳未満でも「はい」と答えなければならない「年齢詐称」をすることに対する後ろめたさ
- オナニーに夢中になって学業に身が入らなくなる可能性
と向き合わなくてはならないことがデメリットといえるでしょう。
それらに対して特にデメリットを感じない。という方だけ、自己責任でご利用ください。